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女性の美容と健康(1)美白について
毎日紫外線の強いシンガポールです。肌のシミ、女性は特に気になるところですよね。日焼け止め、日傘、長袖長ズボン・・・紫外線対策は様々ありますが、肌をガードするだけでは十分ではありません。内側からは何ができるでしょうか?
それを知る前に、まずはシミのできるメカニズムをご説明します。紫外線が表皮に届くと、活性酵素が発生し、基底層にあるメラノサイトという細胞がメラニン色素を作り出します。これは、紫外線が皮膚におよぼす害から守るための防衛反応のひとつとされています。しかし、浴びる紫外線の量が過剰だと、活性酵素の量もそれに伴い過剰発生します。その結果、異常発生したメラニン色素が沈着し、シミになるというわけです。さらに、活性酵素には、体内の脂質を酸化させ老化たんぱく質に変えるはたらきもあり、それが原因で肌のくすみや黄ばみを作り出してしまいます。
ここで重要なのが、活性酵素をいかに消去するか、いいかえれば、いかに抗酸化作用を高めるか、です。よく言われる「美白」の考え方とは、体の抗酸化力をアップすること。シミを消すのではなく、シミのできにくい肌をつくることなのです。
抗酸化力を上げるものとしては、ブドウ種子などのポリフェノール成分やL−システインが代表的。これらの抗酸化成分が、活性酵素が発生するそばから消去してくれます。緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロチンも有効といわれています。
そしてうっかり紫外線を浴びてしまった後は、ビタミンC、Eをこまめに補給しましょう。メラニンを増やすチロシナーゼという酵素を抑える働きがあります。
身体の内側からの「美白」、挑戦してみませんか?
看護師 大谷 悦子 |