08 Dec 2005 保健便り その17
便秘について
 

便秘について

シンガポールには美味しいものがたくさん!食べる楽しみ、何ものにも変えがたいですよね。美味しく食べて満足した後は、すっきり排便してさらに満足!それができるに越したことはないんですが、便秘でお悩みの方も多いでしょう。

便秘を定義づけることはなかなか困難です。毎日1回排便があっても硬くて苦労したり、排便後十分な満足感を得られない場合と、たとえ2日に1回の排便でも気持ちよく出る場合とがあります。排便回数を問題にするか、便の硬さを問題にするかによって定義は変わってくるのですが、一般には、1日に1回排便があってもその量が非常に少ないか、あるいは3〜4日以上も排便がなく、しかも苦痛を伴うものを「便秘」と考えるのが妥当とされています。

「便秘」は、大腸の働きが原因になるもの(機能性便秘)と、大腸の病変が原因になるもの(器質性便秘)に大きく分けられます。後者の場合、医学的な治療が必要になってきますので、長期にわたり便秘が続いていたり、気になる随伴症状がある場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

前者の場合、便秘を引き起こすそのメカニズムから、さらに4つに分類されます。

1、食事性便秘・・・繊維の少ない偏った食事や少食乱用 → 排便そのもののかさが減り、腸壁に刺激を与えにくい。

2、習慣性便秘(直腸性便秘)・・・度重なる便意の抑制、下剤や浣腸の誤用・乱用 → 排便反射が適切に機能しなくなる。

3、弛緩性便秘・・・腹筋力の衰えなどにより大腸の運動が鈍化 → 便の通過が遅れ、水分を余計に吸収され便が硬くなる。

4、痙攣性便秘・・・ストレスや自律神経のアンバランス → 大腸が狭くなり、便の通過が妨げられる。

具体的にそれぞれの改善方法としては、以下のようになります。

1、規則正しい食事、繊維の多い野菜や果物を多くとる。

2、朝食を十分とる。トイレタイムを規則的に取るようにする。便意が起こったら我慢しない。

3、繊維の多い野菜や果物を多くとる。適切な運動。

4、精神的に余裕のある生活を送る。香辛料など刺激のある食べ物を避ける。

ご自分の便秘のパターンがどれに当てはまるか、日頃の生活を通してみつめてみましょう。判断が難しい場合は、医師にご相談されることをお勧めいたします。

看護師 大谷 悦子

 

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