03 May 2006 産婦人科疾患 その2(Dr 田島) 
 
卵巣のう腫・卵巣腫瘍(機能性のう胞)
 

卵巣のう腫・卵巣腫瘍(機能性のう胞)

健診などで、「卵巣が腫れている」と言われたことがある方は多いと思います。しかし、これらのすべてに手術が必要というわけではありません。中には、経過を見ているうちに、小さくしぼんでいくものもあります。これを、機能性のう胞と言います。
機能性のう胞が疑われた場合、早急に手術をするのではなく、1ヶ月以上間隔をあけて超音波検査を再度受けていただく必要があります。いつまでたっても5cm以上腫れている場合、次第に大きくなる場合などは、何らかの治療が必要なこともありますので、CTもしくはMRIの検査を受けておいた方がいいでしょう。場合によっては腫瘍マーカーなどの血液検査も必要です。こういった検査や経過を総合的に考慮した上で、どういった治療が適切か、主治医とよく相談して決めてください。
卵巣が腫れているといわれた場合、この機能性のう胞の他に、すぐに治療が必要なも
のもあります。次回は、そういった卵巣の異常についてお話します。

田島 里奈

 

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