24 July 2003 医療コラム(Dr 永山) その4
結膜炎
 

結膜炎

結膜炎になると、結膜が赤くなったり(充血)、まぶたの裏側にブツブツができて目やにや涙が増え、かゆみ、しょぽしょぼ感、ゴロゴロ感、まぶしい感じなどがあらわれます。症状がひどくなると、耳の前のリンパ腺(耳前腺)の腫れ、まぶたの急激な腫れ、しろめがブヨブ∃してくる(結膜浮腫)、発熱などが起こることもあります。

結膜炎は細菌やウイルスなどの微生物、紫外線、ほこり・ごみ・摩擦などの物理的刺激、花粉などによるアレルギー反応などが原因となって起こります。このうち、シンガポールでよく見られるのはウイルス性の急性結膜炎です。気温が高いためウイルスや細菌の増殖がしやすい、強い紫外線のため結膜に炎症が起こりやすいなどによると考えられます。

そして、上記のような症状があってもいつのまにか治ってしまったという方もいらっしゃるのですが、二次的に細菌が悪さをしてなかなか治らないため来院される患者様が最近目立ちます。

また、コンタクトレンズをつけてらっしゃる方は結膜炎が起こりやすく、重症化しやすいと言われていることから注意が必要です。

急性結膜炎の治療は細菌をやっつけるための抗菌点眼薬や抗生物質の眼軟膏、 炎症をおさえるためのステロイド点眼薬などが使用されます。

予防方法としては、プールでの感染の機会も考えられることからプールで泳いだ後はすぐに水道水で目を洗う。長時間泳ぐ時は水中メガネなどを使用する。 また目をこすって手からウイルスや細菌が目に入ってしまうことあるので、手を流水や石けんでよく洗うことが重要です。

目が痒い。目がちかちかする。などの症状があるときは重くならないうちに医師に相談された方が良いでしょう。

永山 憲市

 

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