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15 Mar 2007 医療コラム その4(Dr 吉田)便通異常
 


便通異常とは簡単に言えば、下痢や便秘のことです。ほとんどの人が経験をしたことがあることですが、意外と正確な定義は知らないものです。便通には1.便通回数、2.便の性状、3.便の量、の3つの因子があります。これらが通常とは異なるようになったときに便通異常と診断されます。


下痢は、1.便通回数の明らかな増加、2.便の液状化、3.便重量が平均250gを超えるとき、と定義されています。通常は、回数が増えて、便が柔らかくなったときと考えれば間違いありません。ただ、便の回数は個人差が大きく、回数が増えただけでは下痢とは言えません。下痢は、症状の持続時間から急性下痢と慢性下痢に分類されます。一般にはウイルスや細菌による感染性の急性下痢がほとんどです。便秘は、1.3〜4日以上排便のないもの、2.硬い糞便の排出、3.便量が1日あたり35g以下となった場合と定義されています。便の通過時間の延長により便中の
水分が吸収され硬くなり重量も少なくなります。20から50歳代の男性で2〜3%、女性で7〜9%という報告があります。


これらの便通異常は感染症などの胃腸の病気以外にも、食生活や飲料水の変化、生活や仕事上のストレスなどの生活環境の変化によっても引き起こされます。特に海外生活は知らないうちにストレスがかかることもあります。便通異常がみられるようなときには、一度医療機関にご相談ください。

医師 吉田 正

 

   
 

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