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10 May 2007 その24(看護師 ヤング)
夏バテと食欲不振
 

一般に気温が25度を超えると夏バテになりやすく、また、夏バテの原因は暑さよりも湿度の高さに関係しているといわれています。ここ常夏の国シンガポールでは、1年中蒸し暑い日々が続くため、日本で言う“夏バテ”になってしまう方が多いのではないでしょうか?今回は夏バテと食欲不振の予防と対策についての話です。

気候が暑いときには多くの人がさっぱりとした、食べやすい食事(そうめんなど)を選びがちとなります。まず、それが食生活が偏る原因となり、そして夏バテに繋がります。栄養バランスが偏ると、まず、人間の体温調節に重要なビタミン・ミネラルが不足となり、体は疲れを感じるようになります。それに伴って、食欲不振となり夏バテが進む、、、、と悪循環になりがちです。夏バテを防ぐ一番の食事の方法はバランスの良い食事をすることです。少量ずつでも、多くの種類の食べ物を摂るよう心がけることが好ましいです。そのために、レモン、大葉、しょうがなどの食欲を刺激する
スパイスなどを料理に取り入れることもお勧めです。とはいえ、このような暑さの中では、料理をするのも大変です。そんなときには、簡単にできる具沢山のスープはどうでしょうか。

また、夏バテに一番関係が深いビタミンB1を効果的に摂取することも有効です。ビタミンB1は食事から摂った糖質や脂肪がエネルギーに変わるときに必要とされるものです。ビタミンB1はうなぎ、豚肉、レバーに非常に多く含まれており、さらにハム、大豆、枝豆、鯛、パイナップル、玄米、パスタなどにも含まれています。しかし、ビタミンB1の食品だけ食べていては夏バテの予防にはなりません。先ほどもお話しましたが、一番大切なのはバランスの良い食事です。

冷たい飲み物や冷たい麺類は胃液を薄め、消化能力を低下させる原因となります。また、暑くて喉が渇いたからといって冷たいものを大量に取ると、吸収が追いつかず、胃が膨らみ、食欲の低下にも繋がります。ですから、冷たいものを避け、暖かいもの(暖かいお茶や麦茶など)を摂るように心がけましょう。また、脱水を予防するために水分はこまめに取るようにしましょう。

この暑さとうまく付き合っていくために、一工夫してはいかがでしょうか。

看護師 ヤング 啓子

   
 

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