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23 Aug 2007 医療コラム その8(Dr田島)
人工授精について
 
生殖技術の発達によって、不妊に悩むカップルも、いろんな方法を使って子供を授かることができるようになりました。人工授精とは、自然な夫婦生活で妊娠できないカップルに対してまず最初に試みる方法です。ただし、正常な精子の数がある程度あること、卵管がつまっていないことが、絶対条件となります。この条件をクリアできない場合は、体外受精をお勧めします。

さて、人工授精(IUI:Intrauterine Insemination)とは、精子を子宮の中に人工的に注入することをいいます。卵巣を刺激して、卵子をたくさん作っておいてから人工授精を行う方法もあり、これはSO−IUI(Superovulation & Intrauterine Insemination)と呼ばれます。ご主人が出張がちの方や、精子の数が少なめの方には、数回分の凍結精子を、当日の精子と混ぜて子宮の中に注入することもあります。いずれの場合も、提出していただいた精子は、数や奇形率などをチェックした後、前処置を行い、元気な精子だけを厳選して人工授精に使用します。

シンガポールの法律により、人工授精や、体外受精などの生殖補助技術を使った治療の場合は、お二人がご夫婦であるという証明書が必要です。日本人カップルの場合、戸籍謄本を元に、大使館で「結婚証明書」を取っていただくと確実ですが、それが難しい場合には、お二人のパスポートのコピーだけでも十分です。

田島 里奈

   
 

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