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20 Sep 2007 健康診断の見方 その26(Dr大西)
甲状腺刺激ホルモン(TSH)
 

1.基礎知識

*甲状腺刺激ホルモンTSHは下垂体前葉から分泌される。
*甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンT4、T3を産生する。
*甲状腺ホルモンが上昇すると甲状腺刺激ホルモンTSHは分泌抑制される。
*甲状腺ホルモンが不足する状態では甲状腺刺激ホルモンTSHは増加し、甲状腺ホルモン過剰になると甲状腺刺激ホルモンTSHは低値を示し、甲状腺機能を反映する。

2.疑われる病気や異常

高値の場合
甲状腺機能低下症、TSH産生腫瘍、慢性甲状腺炎(橋本病)

低値の場合
バセドウ病、甲状腺炎初期、亜急性甲状腺炎急性期、甲状腺製剤服用

3.日常生活上の注意

*甲状腺機能を調べるには甲状腺ホルモンF−T4、F−T3も同時に測定する。
*バセドウ病を疑う場合には、抗TSH受容体抗体も測定する。
*橋本病を疑う場合には、抗甲状腺マイクロゾーム抗体、サイログロブリン抗体も測定する。
*甲状腺機能亢進症ではカロリー消費亢進があるので、安静にする。抗甲状腺薬を服用。
*甲状腺機能低下症では甲状腺製剤を服用。

大西 洋一

 

   
 

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