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01 Nov 2007 医療コラム その27(Dr大西)
迅速HIV抗体検査について
 
シンガポール保健省の指導、管理のもと、2007年8月1日より迅速HIV抗体検査(免疫クロマトグラフィー法)が正式に医療機関で導入されました。

従来は、最初にHIV抗体スクリーニング検査(EIA法:酵素免疫測定法)で診断し、陽性になったものについてはHIV確認検査(WB法:ウエスタンブロット法)で確認を行っていました。スクリーニング検査では一定の確率で擬陽性が生じるため、確認検査結果を最終診断とします。

しかしながらスクリーニング検査の場合も、設備の問題から自前で行える医療機関は限られており、クリニックや小さな病院では検査可能な医療機関へ検体を送って検査を依頼する必要がありました。

一方、迅速検査は専用の設備を必要とせず簡便なキットを用いて行え、結果も20分ほどで判明します。検査精度も従来のスクリーニング検査法とほぼ同等です。この検査キットによって、どんな医療機関でも迅速にHIVスクリーニング検査が可能になりました。もちろん迅速検査で陽性となった場合には従来どおり確認検査が必要です。ただし、迅速検査を行えるのは、保健省のトレーニングを受け、認定を受けた医療機関に限られます。実施可能な医療機関は保健省のホームページで確認することができます。

医師 大西 洋一

   
 

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