ラッフルズ ジャパニーズクリニック
 

HOME病院の概要アクセス診療時間医師の紹介ニュースレター各種書類手続きリャンコートお問い合わせリンク
内科産科婦人科歯科カウンセリングアロマセラピー漢方健康診断予防接種

メールマガジン登録/削除画面へ 
 
08 Nov 2007 医療コラム その27(Dr永山)
人格障害(4)
 
今回は人格障害の診断について

人格障害は既往歴、特に繰り返し現れる不適応な思考や行動のパターンに基づいて診断されます。人格障害がある人は、行動の結果がよくない場合にもそのパターンを頑固に変えようとしないため、他者の目にも明らかになりがちです。また、下記の様な心理的な対処のメカニズム(防衛機制)の不適切な使い方もよく目につきます。この対処メカニズムはだれもが無意識に用いるものですが、人格障害がある人の場合はその使い方が未熟で不適応的であるために、日常生活にまで支障を来すことから、明らかに病的な行動様式(パターン)として認識することができます。

対処メカニズム
【投影】:自分自身の感情や考えをほかの人のせいにすること。偏見、疑い深さ、外からの危険に対する過剰な心配に関連しています。妄想性、分裂病型、境界性人格障害の人によく見られます。
【分裂】:白か黒、全部かゼロかという考え方に従って、すべての人や物事を完全な善か悪かに二分すること。人や物事に対して好きか嫌いかという感情の両方をもつことに対する不確実感や無力感を感じずにすむが、感情や考えが極端に走ることが多い。境界性人格障害によく見られます。
【逃避行動】:つらい現実や感情から逃げたいという無意識の願望や衝動を行動で表現すること。無責任で無謀な行動やいろいろな非行、見さかいのない性的関係、薬物乱用などが認められます。反社会性、境界性人格障害に非常によく見られます。
【自責反応】:自分自身を傷つけることによって,ほかの人に対する怒りや気持ちを表現すること。ほかの人に影響が及ぶ失敗や病気、ばかげた挑発的な行動が見られる。境界性人格障害の人に劇的に認められます。
【心気症】:体の不調を訴えてほかの人の注意を引くこと。ほかの人からのいたわりのある関心を得たいという考えの表現方法。依存性、演技性、または境界性人格障害の人によく見られる。

次回は治療法についてお示しします。

医師 永山 憲市

   
 

バックナンバーはこちら

医療コラム(Dr 大西) 医療コラム(Dr 永山) 医療コラム(Dr 田島) 医療コラム(Dr 吉田)
歯科コラム(Dr 太田) こころコラム
(カウンセラー佐渡)
   
健康診断結果の見方 感染症 産婦人科疾患について 予防接種について
胃腸疾患 保健便り 事務からのお知らせ  

 


日本語専用ホットライン : (65) 6311-1190     Fax No: (65) 6311-2299
Copyright ©2003 Raffles Japanese Clinic Pte. Ltd. All Rights Reserved