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1.基礎知識
*がん患者で高値をとることが多いので、腫瘍マーカーと呼ばれます。
*基準値は5ng/mlですが、正常者でも基準値を超える擬陽性も多くみられます。
*20ng/mlを超える場合は癌の可能性が高いです。
*喫煙者では高値となることが多いです。
*5―20ng/mlをグレイゾーンとし、20ng/mlを超える場合を陽性とします。
*CEAの上昇で発見される癌は大部分が進行がんで、早期がん発見には有用ではありません。ほかのがん検査の併用検査として利用されます。
*がんの治療後の効果判定や再発の発見にも役立ちます。
2.疑われる病気や異常
高値の場合
腺がん(大腸がん、胃がん、すい臓がん、乳がん、卵巣がん、子宮がん、肺がんなど)
肝機能障害、胃潰瘍、肺気腫、糖尿病、喫煙者
3.日常生活上の注意
*グレイゾーンや陽性の場合は消化管、すい臓、胆道、呼吸器、乳腺、婦人科系臓器の精査を行います。また、1ヶ月後に再検査して値の推移を観察します。異常がない場合は3ヶ月に1度の頻度で再検査を行い、経過をみるようにします。
*経過の中で急な上昇をみたときは、すぐに精密検査を行います。
*高値となるような疾患がある場合は、その治療を行います。
*正常で高値をとる人は、平常値を知っておくのがいいでしょう。
大西 洋一 |