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27 Dec 2007 婦人科疾患 その9(Dr田島)
新生児黄疸
 
出生後、胎児期の赤血球が壊れて、大人と同じ赤血球に置き換わっていきます。赤血球の中には、「ビリルビン」という黄色い物質が含まれていて、赤血球が壊れるときにこの物質が出てくるために黄疸が起こります。通常は生後3―5日目にピークとなり、7―10日目で自然になくなっていきます。これを生理的黄疸とも呼びます。

血液検査でビリルビンの値が基準値を超えると、「光線療法」という治療を行います。これは、特殊な光を皮膚に当てて体内のビリルビンを分解するという治療法です。中には、血液型不適合(お母さんがO型で、子供がAまたはB型、お母さんがRh−で子供がRh+)や、先天性胆道閉鎖症などで、黄疸が早くから現れ、程度もひどい病的黄疸というものもありますが、非常に稀です。

シンガポールでは、黄疸がピークを迎える前に退院となることが多いので、退院した後も、小児科外来で何度か黄疸チェックが必要です。赤ちゃんが脱水になると、黄疸がひどく出やすいので、母乳の出が悪い方は、ミルクを追加してあげてください。黄疸は、早めに治療すれば、何にも心配することはありません。

田島 里奈

   
 

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