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01 May 2008 医療コラム その9(Dr吉田)
腹痛について(右下腹部痛)
 
右の下腹部のあたりの痛みというと、まず思い浮かぶのが虫垂炎(いわゆる盲腸炎といわれるもの)の痛みです。虫垂炎の痛みは、虫垂が炎症を起こして腫れてくるときに痛みがでるので、持続的に痛みがでます。また、虫垂の周りの腹膜にも炎症が起きてくることが多いため、治療をしない限り痛みは強くなりその範囲も次第に広がっていきます。腹膜炎を起こした場合、刺激をうけると痛みがでるので自然と刺激を軽くするように背中を丸めるような姿勢をとるようになります。

虫垂炎と同じような大腸の炎症には大腸憩室炎があります。大腸憩室は、おなかの右側にある上行結腸やおなかの左側にあるS状結腸に多く、特に上行結腸の憩室炎の場合、虫垂炎と同じような場所が痛くなることがあります。

また、右下腹部が周期的に痛くなる場合には、便秘や下痢などの排便異常によるものが考えられます。

消化器以外の病気でも右下腹部が痛くなることがあります。尿管結石や右の卵巣の炎症などでも右下腹部が痛むことがあります。

吉田 正

   
 

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