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15 May 2008 歯科コラム その11(歯科医師 太田)
小帯のお話
 
今日はお口の中にある小帯(ショウタイ)というものについてのお話です。

皆さん、自分のやお子さんの上唇をめくって見てください。真ん中の前歯の真上の歯肉をみてみましょう。歯肉と唇の裏側の間にヒダ状のものが見えますか。これが小帯の一つ上唇小帯と言うものです。
子供の歯が生えたての頃は、この小帯はとても歯に近い場所にあります。上唇小帯の部分はとても敏感ですので、歯ブラシの際に小帯をこすらないようにしましょう。
また、ヨチヨチ歩きの頃に転んで顔をぶつけるとこの上唇小帯が切れてしまうことがありますが、切れた上唇小帯をつなげる必要は無いのでガーゼなどで切れたところを押さえて止血しておけば大丈夫です。
上唇小帯は成長とともに歯から遠い方向に移動しますが、上の前歯が大人の歯に生え変わった時期になっても歯に近い位置に付着していて前歯の歯並びに影響してしまっている場合は上唇小帯の位置をずらす手術が必要になります。

次に、舌の裏側を見てみましょう。真ん中に薄いヒダ状のものが見えますか?これは舌小帯と言うものです。では、舌をあっかんべーして見ましょう。このときに舌が口の外に出なかったり、舌の先がハート型にくびれる場合は、舌小帯が短かかったり小帯がついている位置の関係で舌の動く範囲が制限されていると考えられます。このために発音障害などがある場合は舌小帯を切除して舌小帯を伸ばす手術が必要になります。
このような場合、3歳くらいまでは様子を見て、小学校入学前までに舌小帯を伸展する手術をするのが一般的です。他にもお口の中に小帯と呼ばれるものはありますが、

今回はお子さんに関係する上唇小帯と舌小帯のお話でした。

歯科医師 太田 瑞穂

   
 

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