シンガポールでは室内と外気温の差が激しく、冷え性でお悩みの方が多いのではないでしょうか。
冷え性は手足が冷えるだけでなく、全身がこわばり筋肉が緊張するため、肩こりや頭痛や関節痛をも引き起こしかねません。また、冷え性といっても原因は冷房だけではありません。下記に冷え性を引き起こしうるその他の原因と、それぞれの改善策についてあげていきます。これらを解消し冷え性に強い体づくりにつとめませんか?
1.冷房:冷房のきいた室内に長時間いることで、抹消の毛細血管が収縮するため血行が悪くなり、手や足に冷感が生じることがあります。
2.食べ物・飲み物:食べ過ぎは、消化のために血液が胃腸に集中してしまうため、そのぶん手足に届く血液量が減ります。また、ファーストフードや甘い菓子類は体を冷やすだけでなく血液をどろどろにし、血行を悪くします。さらに、血行不良になると水分代謝を悪くし、そのうえで過剰な水分接種をすると、ますます体を冷やす結果となります。
3.運動不足と自律神経:運動不足は体の代謝を低下させ、血行を悪くします。また、ストレスを感じて自律神経のバランスがくずれると、毛細血管を収縮させ血行が悪くなります。
改善策
衣類:冷房のきいた部屋にいるときは薄着をせず、靴下をはいたりひざ掛けを使用するなど、末梢の保温につとめましょう。体を締め付けるような下着や衣類、サイズの合わない靴は、血行を悪くするためなるべく避けましょう。
食事:体をあたためるといわれている根野菜、生姜やにんにくを多く取り、生野菜はなるべく控え温野菜をとるようにしましょう。水分の取りすぎや、食べすぎには注意しましょう。
お風呂:半身浴は冷え性の改善に効果的ですが、海外にいるとバスタブがない、またはあってもシャワーですませる家庭が多いかと思います。そこで足首やひざまでお湯につける足浴をしてみてはどうでしょうか。習慣化すると冷えにくい体に改善されます。
運動:毎日少しずつ適度な運動をおこないましょう。筋肉が発達し血液を運搬する力が向上し、血行がよくなり冷え性が改善します。
看護師 大谷 悦子
|