ラッフルズ ジャパニーズクリニック
 

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02 Oct 2008 婦人科疾患 その12(Dr田島)
無痛分娩について
 
日本では昔から「お産の痛みに耐えてこそ、母親になる資格がある」などといわれてきました。しかし、これには何の根拠もありません。もちろん、陣痛を経験したい方は存分に痛みを味わってもらっていいのですが、陣痛がイヤで、お産に強い恐怖感を持っている人もいます。そういう方に、「お産の痛みに耐えてこそ・・・」と言うのは、ちょっとかわいそうですよね。痛みがイヤな方には、無痛分娩という選択肢があります。今回は、硬膜外麻酔による無痛分娩のお話です。

背骨の内側を通っている脊髄神経は、硬膜という膜に覆われています。この硬膜の外側に麻酔薬を入れて痛みをとる方法を「硬膜外麻酔」といいます。細いチューブを硬膜外に留置しますので、麻酔薬を持続的に注入することや、量を自在に調節することが可能です。どんなにお産が長引いても、麻酔がきれるということはありません。寝返りをうったり、上半身を起こしたりすることもできますし、全身麻酔ではないので意識がなくなることもありません。もちろん赤ちゃんへの影響もありません。

医師 田島 里奈

 

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