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インフルエンザ
インフルエンザの予防には衛生習慣の徹底と、規則正しい生活が最も重要
これまでにもこのメールマガジンで何度も出てきているのですが、インフルエンザについて12月22日付けの星日報に掲載された内容についてお示したいと思います。
シンガポールでも現在インフルエンザが流行中です。私達のクリニックでも邦人のインフルエンザ患者が多数来院されています。また世界的にも欧米を中心に福建A型インフルエンザが流行しています。シンガポールで流行しているインフルエンザは福建A型ではなくモスクワ(ソ連)A型と香港B型です。
インフルエンザと重症急性呼吸器症候群(SARS)の初期症状が似ていることから、インフルエンザ感染への警戒感が高まり、類似する感染を避けるため医療関係者などを中心にインフルエンザの予防接種の使用数が急激に増加してしまい世界的規模で欠乏状態となっています。また、日本では現在までのところインフルエンザの患者さんは多くはありませんが、ここ何年かは1月から流行が起こっているのでこれからの時期に注意が必要です。
インフルエンザとは
インフルエンザは、患者の咳やくしゃみなどで空気中に拡散されたウイルスを吸い込むことによって感染します。インフルエンザの潜伏期間は1〜2日と他のウイルス性の病気より短く、急に発症します。これがインフルエンザの流行が急速に拡大する原因の一つです。
急な高熱や咳、鼻水などの症状がでたら、早めに医師の診察を受け、早めに治療しましょう。体を休め、マスクを着用して家族や他の人にうつさないようにすることも重要です。
インフルエンザの正しい予防法
インフルエンザの予防法で最も有効な方法は予防接種なのですが、日本などではワクチンの供給に支障がでることも考えられます。このような状況では基本に立ち返って、言い古されてはいるのですが有効な予防法として
(1)栄養と休養・睡眠を十分に取る。
(2)多人数が集まるような場所や人ごみをできるだけ避ける。
(3)外出後の手洗いと衣服の着替えをする。
を是非実行してください。
治療には抗インフルエンザウイルス薬が高い効果
ウイルス検査(30分以内に結果がでます)を行ってインフルエンザウイルス陽性であれば、治療法として高熱が出始めてから48時間以内に開始する抗インフルエンザウイルス薬による治療が大変有効です(シンガポールでは13才以上に使用可能。)。このお薬は高熱や全身倦怠感などの症状を有する期間を有意に短くすることができます。
また解熱剤の中にはインフルエンザに対して使用を避けなければならないものがありますので注意が必要です。
永山 憲市 |