医師コラム

2018年10月16日

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症(高脂血症)は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が必要以上に増えてしまう病気です。その結果、血管の壁にコレステロールがたまり、血管の内腔が狭くなり、将来的に狭心症、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともあります。 原因として、過食や運動不足による肥満、ストレス、過労、喫煙などよくない生 […]
2018年7月3日

糖尿病性腎症

今回は、糖尿病の三大合併症のひとつである糖尿病性腎症についてお話します。 腎臓は、身体の中でいらなくなった老廃物を含む血液をろ過して、老廃物を尿として体外に排出するとともに、きれいになった血液を体内に戻すという極めて重要な働きをしています。この血液をろ過する役割をしているのが、腎臓の糸球体と呼ばれる […]
2018年3月20日

糖尿病性神経障害

糖尿病の三大合併症のうち、最も早期に出現してくるのが、糖尿病性神経障害です。 早くて糖尿病を発症してから5年程度で生じてきます。神経障害は、網膜症や腎症と同様に高血糖が持続することにより神経が変性したり、神経を栄養する毛細血管の障害で血流が低下することなどで生じてきます。糖尿病神経障害は、大きく末梢 […]
2017年12月5日

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、我が国では成人の失明原因の第一位となっています。 網膜は眼底にある薄い神経の膜で、ものを見るために重要な役割をしています。網膜には光や色を感じる神経細胞が敷きつめられ、無数の細かい血管が張り巡らされています。血糖が高い状態が長く […]
2017年8月22日

糖尿病の合併症

今日、日本の糖尿病の患者数は予備軍を含めると2210万人と推定されていますが、実際に治療を受けている糖尿病患者の数はその10分の1程度にすぎません。治療を受けている人の数が少ない理由として、糖尿病は初期段階で自覚症状がないために、放置されがちであることが考えられます。ここが糖尿病の盲点になっています […]
2017年5月9日

糖尿病の運動療法

糖尿病の治療には食事療法、運動療法、薬物療法の3つがあり、食事療法、運動療法が「糖尿病治療というピラミッド」の底辺部分に相当し、糖尿病治療の大きな比重を占めています。 では、糖尿病の患者にとって、運動療法はなぜ必要なのでしょうか。糖尿病の治療では、血糖値を良好な状態にコントロールすることを目指します […]
2017年2月14日

糖尿病のインスリン治療

今回は糖尿病のインスリン治療を取り上げたいと思います。 糖尿病は、インスリンという、膵臓から分泌され血糖値を調節するホルモンの作用が不足して高血糖になる病気です。この状態に対して、インスリンを注射して補い、血糖値をコントロールするのがインスリン治療です。 膵臓からのインスリン分泌が絶対的に不足する1 […]
2016年11月22日

糖尿病の薬物治療

今回は2型糖尿病の薬物療法(経口血糖降下薬)を取り上げたいと思います。 2型糖尿病はインスリン抵抗性(インスリンが作用しずらくなる)を主病態とし、インスリン分泌低下(膵臓から血糖値を下げるインスリンというホルモンが出なくなる)を伴う場合もあります。2型糖尿病の患者の薬物治療は、上記の病態がどの程度関 […]