医師コラム

2019年11月11日

家族性高コレステロール血症

脂質異常症は主に食べ過ぎ、運動不足、肥満などの生活習慣が原因で発症してくるものと考えられますが、中には遺伝性が強く、生活習慣とは全く関係なく発症してくるタイプもあります。 家族性高コレステロール血症といわれるものです。この疾患はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高く、若年時から、心臓の血管 […]
2019年8月6日

脂質異常症(高脂血症)の治療 薬物療法

脂質異常症はsilent diseaseといわれ、血中脂質が異常に増加してもほとんどの場合において自覚症状がないのが特徴です。しかし、血中脂質が高い状態が続くと、動脈硬化が進行し狭心症、心筋梗塞などの心臓病や脳卒中にかかる危険性が高くなります。脂質異常症の治療の基本線は、「食事療法を中心とした生活習 […]
2019年4月30日

脂質異常症(高脂血症)の治療 「食事と運動療法のポイント」

脂質異常症の治療の基本線は、「食事療法を中心とした生活習慣の改善」と「薬物治療」が二本柱となります。今回は食事、運動療法のポイントについて述べたいと思います。 脂質異常症の人は必要以上にエネルギーを摂取しているいわゆるオーバーカロリーの人が多く、下記の適切なエネルギー摂取量を守ることが重要です。1日 […]
2019年1月22日

脂質異常症の診断基準

日本動脈硬化学会による脂質異常症の診断基準はLDLコレステロール(悪玉)値140mg/dl以上、HDLコレステロール(善玉)値40mg/dl未満、トリグリセライド(中性脂肪)値150mg/dl以上となっています。 脂質異常症の診断、治療を行う際、上記の診断基準にある数値が基本となりますが、悪玉(LD […]
2018年10月16日

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症(高脂血症)は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が必要以上に増えてしまう病気です。その結果、血管の壁にコレステロールがたまり、血管の内腔が狭くなり、将来的に狭心症、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともあります。 原因として、過食や運動不足による肥満、ストレス、過労、喫煙などよくない生 […]
2018年7月3日

糖尿病性腎症

今回は、糖尿病の三大合併症のひとつである糖尿病性腎症についてお話します。 腎臓は、身体の中でいらなくなった老廃物を含む血液をろ過して、老廃物を尿として体外に排出するとともに、きれいになった血液を体内に戻すという極めて重要な働きをしています。この血液をろ過する役割をしているのが、腎臓の糸球体と呼ばれる […]
2018年3月20日

糖尿病性神経障害

糖尿病の三大合併症のうち、最も早期に出現してくるのが、糖尿病性神経障害です。 早くて糖尿病を発症してから5年程度で生じてきます。神経障害は、網膜症や腎症と同様に高血糖が持続することにより神経が変性したり、神経を栄養する毛細血管の障害で血流が低下することなどで生じてきます。糖尿病神経障害は、大きく末梢 […]
2017年12月5日

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、我が国では成人の失明原因の第一位となっています。 網膜は眼底にある薄い神経の膜で、ものを見るために重要な役割をしています。網膜には光や色を感じる神経細胞が敷きつめられ、無数の細かい血管が張り巡らされています。血糖が高い状態が長く […]
2017年8月22日

糖尿病の合併症

今日、日本の糖尿病の患者数は予備軍を含めると2210万人と推定されていますが、実際に治療を受けている糖尿病患者の数はその10分の1程度にすぎません。治療を受けている人の数が少ない理由として、糖尿病は初期段階で自覚症状がないために、放置されがちであることが考えられます。ここが糖尿病の盲点になっています […]
2017年5月9日

糖尿病の運動療法

糖尿病の治療には食事療法、運動療法、薬物療法の3つがあり、食事療法、運動療法が「糖尿病治療というピラミッド」の底辺部分に相当し、糖尿病治療の大きな比重を占めています。 では、糖尿病の患者にとって、運動療法はなぜ必要なのでしょうか。糖尿病の治療では、血糖値を良好な状態にコントロールすることを目指します […]