医師コラム

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疲れがたまると..

疲れがたまってくると歯が痛むことがあります。もちろん、歯だけではなく身体の弱い部分に疲れのサインは現れてきますが。近年は口腔衛生の意識の高まりもあり、口腔内の状態がよい方も多いのですが、一方で、歯の健康にはあまり自信がないが、現状では痛みもないし特段困っていないので歯科にはしばらくかかっていない、という方もまだまだたくさんいらっしゃることでしょう。

歯の症状は急に強く出てくることがあります。強い痛みを感じてはじめて、口腔内に問題があると気づかされる場合も多いと思います。困ったことに、歯の急性症状はすぐに緩和させることが難しいケースが多く、つらい時間がしばらく続くことも。そうならないためにも普段から口腔内だけでなく、全身の健康状態維持にも努めてください。

具体的には、まず歯周病になっていないか?歯を磨くと出血する場合は要注意です。毎日歯磨きをしているのに口臭を指摘されたりする場合も、歯周病が進行している可能性があります。口臭は自分では気づかないことが多いので、可能ならば日頃から周りの人たちに尋ねるなどしてみるとよいと思います。

次に、むし歯にはなっていないか?過去に治療した歯(例えば銀歯やプラスチック製の詰め物や被せ物)の周囲から新たなむし歯ができることがあります。むし歯は主に歯と人工物のすきまの部分から発生するため、初期段階ではなかなか気づきにくく、痛みが出てはじめてむし歯ができていたと気づくことも多いのです。

口腔内のトラブルをセルフケアだけでコントロールすることは困難です。定期的に歯科を受診して、トラブルを未然に防ぎましょう。

歯科医師 畑 茂