医師コラム

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歯の寿命

歯の寿命を意識したことはありますか?
もちろん歯が健康なうちは気にしたこともないでしょう。しかし実際には、歯を1本も失うことなく生涯を過ごせる人はそれほど多くないのが現実です。
歯が寿命を迎える、つまり歯を残せなくなる状況は、大きく分けて以下の4つです。
1むし歯が深くまで進行してしまった場合
2歯根の先端が膿んでしまい、適切に治療しても症状が改善されない場合
3歯が縦に割れてしまった場合
4歯周病が進行して歯がグラグラになってしまった場合

歯を1本でも多く残しておきたいのは、患者さんも歯科医も同じです。歯の保存が不可能だと分かっていてもつい、何とか残す道はないかと考えてしまい、抜歯の先送りや回避をしたくなるのもまた同じです。
それでも歯科医が抜歯を提案する時は、歯を保存することにより引き起こされるデメリットがメリットを上回る時です。当然、歯を抜いた後の処置をどのようにするのが最善かを視野に入れて患者さんに治療方針を説明しています。抜歯をしたけれども、目立つ場所ではないから抜歯をしたらそれっきり放置するといったことのないように、長い目で見て、ぜひ歯科医の話に耳を傾けてみてください。

医師 畑 茂