医師コラム

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スキンケア

皮膚は新陳代謝をくりかえしていますが、角質や皮脂、汗、皮膚の常在菌などが蓄積してきます。これに外からほこりや汚れ、日焼け止めや化粧品などが付着します。汚れは不快な臭いの原因にもなりますし、間接的に皮膚の病気の原因にもなりえます。

皮膚を清潔に保つことは、健康な人も皮膚炎がある人にも大切です。皮膚の汚れを取るには、水、特にお湯で洗い流すことが大切です。タオルでふき取るだけでかなりの汚れが落ちますが、効率よくきれいにするためには石鹸などの洗浄剤を使用して、油の成分を落とすことが大切です。汚れが落ちればよいので、石鹸はごく普通のものでよいです。ただし、洗浄後つっぱり感が強く出る場合は、保湿をしてください。何度も洗うことや、ナイロンタオルでごしごし洗うことは皮膚を傷つけることにつながりますので、避けてください。

普通の石鹸はpH10前後のアルカリ性です。皮膚はpH4から6の弱酸性です。弱酸性にした石鹸や保湿剤を付加した石鹸、かぶれを起こす成分をできるだけ除いて作っている石鹸などがあります。皮膚の弱い方はそのような石鹸を使ってみてもよいでしょう。薬用石けんには殺菌剤が含まれていることがあります。皮膚は自然に備わった力で有害な細菌の繁殖を阻止していますが、にきびやとびひなど、細菌が原因となる皮膚疾患をお持ちの場合は使ってみてもよいでしょう。

医師 大月亜希子